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■終局のJ・P・ホーガン
男爵・よみメモ | 2010/07/13 23:47
違う。ハルク・ホーガンじゃない。……ジャン・ピエール・ポルナレフも関係無ェ!

星を継ぐもの

SF作家ジェイムズ・P・ホーガン 逝去|お知らせ|東京創元社




吾輩が話題にしたのは『ふしぎの海のナディア』の最終回のタイトルの元ネタとして挙げたときくらいなのだが、好きなSF作家の一人である。

具体的に言うと「世界じゃあ2番目だ」。ただし、そんなたくさんの作家読んでないから、せいぜい10人前後の中での2位だが。まあ他に好きなSF作家っていうと、アシモフとかハインラインとかハル・クレメントとか、死んでる人ばっかりなので、ただひとり存命の作家だったりしたのですよね。

『未来の二つの顔』のような、未知の事象について執拗なまでにこれでもかと慎重な準備っぷりとか、すごい好感が持てるんですよ。『造物主の掟』冒頭の、超ロボット生命体が発生して進化していくのを必要以上に緻密に描いていくだけのプロローグもたまらない。

アシモフが「やめろ口では勝てん!」「先生、それは考えすぎです!」という島本和彦タイプだとすれば、ホーガンは「常に最悪の事態を想定しろ ヤツは必ずその斜め上を行く」「どんな死線をくぐってきたらそんな発想が」という冨樫義博タイプかな。ただの思いつきをそのまま書きましたっ。

……とここまで書いては見たが、よく考えたら10作くらいしか読んでないぞホーガン。「プロテウス・オペレーション」という、第二次世界大戦+タイムスリップな話があったのだが、「歴史が変わってしまってだけど、本来の二次大戦を知らんからよくわかんなかった」んで、途中で読むのをあきらめて止まってる気がするぞ。ふむ、読書計画を観直すか。。。



えーっと、とりあえずリストを確認すると……

○1977 星を継ぐもの
○1978 ガニメデの優しい巨人
○1981 巨人たちの星
○1977 創世記機械
○1979 未来の二つの顔
○1980 未来からのホットライン
○1982 断絶への航海
○1983 造物主の掟
 1985 プロテウス・オペレーション
○1987 終局のエニグマ
 1989 ミラー・メイズ
 1991 インフィニティ・リミテッド
 1991 内なる宇宙
 1992 マルチプレックス・マン
○1995 造物主の選択
 1993 時間泥棒
 1996 仮想空間計画
 1997 量子宇宙干渉機
 1997 ミクロ・パーク

ぬう、『内なる宇宙』を読むときには、巨人三部作をまた読み返さないといけないぞ……さすがに忘れてる。

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<ジャンル:本・雑誌 / テーマ:SF小説
■ジェイムズ・P・ホーガン/終局のエニグマ<上><下>
男爵・よみメモ | 2008/08/27 00:44
ソビエトの宇宙コロニーが怪しいので、アメリカからスパイが探りに行く話。なんかスパイものな話がメインで、SF要素が少なめなので正直ツラい。実はこの作品の前に、ホーガンの著作には「プロテウス・オペレーション」(1985)という、第二次世界大戦+タイムスリップな話があったのだが、なんか歴史が変わってるんだけど本来の歴史を知らないとよくわからなかったりしたので、途中で読むのをあきらめた。

なお巻末には本書の舞台となるコロニー<ワレンティナ・テレシコワ>を、「未来の二つの顔」の<ヤヌス>と比較したりする解説が、けっこう充実している。

ジェイムズ・P・ホーガン/終局のエニグマ

【題名】終局のエニグマ/Endgame Enigma
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1987
【発行】創元SF文庫

【人物】
ポーラ・ブライス博士、ポーラ・シェルマー。ルー、ルイス・マッケイン、ルイス・アーンショー。UDIA次長バーナード・フォリーダ。国際安全保障担当官ジェラルド・カーン。<魔術師>。ジョナサン・ワッツ。作戦助手バーバラ・ヘインズ。個人秘書ローズ。アンクル・フィル、UIDA局長フィリップ・ボーデン。ロバート・リサランド。ウォーレン・オースティン大統領。通信科学者エド・サットン。
操縦士官アベル・ムンガボ。室長ルーチェンコ。ジョシップ・マスケヴィック。バチャイヴィン少佐。コー、ナカジマ=リン・コーメイ=ツォ=リャン。ラシャジ。ハーバー。スキャンロン。ポール・ノーラン。オスカー・スモーヴァク。レオ・ヴォルガス。ピーター・サージェント。ボロウスキー。チャーリー・チャン。エバン・イスタメル。ジャンギット・チャカタール。
ピアース。ゾランスキー。カザーキン博士。プロトボルノフ将軍。フェドロフ中将。ツレンシェフ大佐。セルゲイ・ゲンナデヴィッチ。ヴラディスラフ・キレンコ陸軍元帥。ウラジミール・フェドロフ中将。フィリップ・クレス博士。ジュール・デュパルム。メルヴィン・バワーズ博士。栗生田正樹教授。ジェニー・ハンプデン。イゴール・ルーキッヒ。ジャーシキン教授。“ジェレミー”。オルガ・オシカドフ。ルバコフ医師。アンタル・ゴナレシュ。ヴァディム・ポポヴェッチニー中将。マリア・チョレンコフ。ランドール。アンドレ・オゴヴォイ。

【地名】コロニー<ワレンティナ・テレシコワ>。轂部/ハブ。周縁部/リム。中心地ツルゲーネフ。農業地区ウクライナ。科学と興行の中心ランダウスク。ザモルク。芸術とスポーツと教育の中心ノーヴィ・カザン。ゴーリキー通り。『知識の海/マーレ・コグニツム』。<鉄床/ナコワーリニャ>。軌道上赤外線観測天文所台/インフラレッド・オービティング・オブザーヴァトリー/IROO。

【用語】ミグ55E戦闘爆撃機、コードネーム<雷鳥/グラウズ>。ソ連製OC-27/K目標指示追跡コンピュータ、暗号名<スキッド>。UDIA/統合防衛情報局。ルビアンカ刑務所。<タンジェリン>ファイル。<人魚>データ・バンク。<砲台/ベデスタル>作戦。軌道間輸送船/トランスポーター。軌道都市/オービッキグラード。パシフィック・ニュース・サービス社。ノヴォスチ通信社。ESA/ヨーロッパ宇宙通信者。軌道周回防衛システム『スターシールド』。矯正労働収容所/グーラグ。NSA/国家安全保障局。<馭者座/アウリガ>型監視衛星システム。新時代/ノーヴォエ・ヴレーミャ。SIS/英国特殊情報局。伝統主義団体“白い月/ホワイト・ムーン”。マンデルブロー集合。汎用コンピュータBV-15。<寺男/セクストン>。<穿山甲/パンゴリン>。<御車/キャプマン>。<大君/タイクーン>。<ひまわり/サンフラワー>。夢想国/クラウド・アンド・クックーランド。宇宙線シールド。警戒態勢/レディネス・オレンジ。一級臨戦態勢/レッド・スタンバイ・ワン。

【台詞】
「わたしたちが忠誠を誓っているのは、あるべきだったはずの、そしていつかそうなるはずのロシアに対してなのです」(上P264)
「でもわたしが興味があるのは、人間が存在する前から真実だったこと、人間が消滅したあとも真実でありつづけることなんです」(上P289)

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■天の光はすべて星とか
男爵・アニメモ | 2008/08/22 23:48
(昨日のmixi日記より転載)
グレン団活動報告:「天の光はすべて星」復刊されますよ!

SF小説の話ね。グレンラガン最終回サブタイトルの、元ネタ小説が復刊されるんだって。あれ、読んではみたかったのですが、放映直後から古本の値段が上がり始め、放映前1500円→放映日3000円→翌週4000円……と、そこまで手を出したくないことになっていましたので、1年ほど復刊を待っていました。

GAINAXアニメ最終回のサブタイトルは、SF小説のタイトルが元ネタになっているのは――


星を継ぐもの 小松左京「果てしなき流れの果に」 テッド・チャン「あなたの人生の物語」

例)
ナディア:J・P・ホーガン「星を継ぐもの」
トップ1:小松左京「果てしなき流れの果に」
ゲリオン:ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」
トップ2:テッド・チャン「あなたの人生の物語」


――ある程度有名な話ですが、アニメが面白かったからといって、その小説が面白いかというと別問題。例えば「星を継ぐもの」は内容的にもナディアに関係が深いし(むしろマクロスとかぶってる)かなりお気に入りなのですが、他のはちょっとイマイチ。「世界の中心で~」はあまり印象にないけど好きじゃなかった。「わたしの人生の物語」あたりは初見じゃよくわからなかったから再読してみようとか。さて「天の光は全て星」は果たしてどうかしら……?

ちなみに、GAINAXアニメに限ったことではなく、グラヴィオンの「重力が衰えるとき」とかSF小説から持ってきてるのはいろいろあるけど、すぐには思いつかないし、そもそもそんな詳しくないからこれ以上広げないようにしよう。

それにしても、「成恵の世界」の元ネタが「非(ナル)Aの世界」だって聞いた時にはびっくりしたなあ……。気づかないもんですね。

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■ジェイムズ・P・ホーガン/造物主の選択
男爵・よみメモ | 2008/07/21 23:59
12年ぶりにかかれたという「造物主の掟」の続編。

地球人類と機械人類の戦いは、ひょんなことから電脳バトルへ! もう前作からは想像できない話に発展する。中盤から「第三勢力」がわらわらでてきたときには「もうこれ以上登場人物把握できねえ」と思ったが、最終的には結構お気に入りな展開に。

ジェイムズ・P・ホーガン/造物主の選択
【作品】造物主(ライフメーカー)の選択
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1995
【発行】創元SF文庫

【人物】
アーミテイジ。技師エイミー・ローズ。イギリス軍司令官ハロルド・マッキスン。銀行役員ロバート・フェアリー。ニューヨーク・タイムズ主席共同経営者ジョージ・イーセル。NBC幹部ブレンダ・ジェイ。ビル・ハーヴィー軍曹。
マイク・メイスン大尉。ヤヴェル軍曹。アトウッド。ヒーリー二等兵。コンピュータ技師アネット・クローリエ。オラフ・ルンズファーン。ウェルナー・ワイナーバウム。ウォーレン・テイラー。使節団長ヤクモ。
タクミ・カヒト。

ブロンギッド。レックス。ユーチャル村長オル・スケイバー。<異端への復讐者/アヴェンジャー・オブ・ヘレシーズ>ヴァーレック。
情報補佐官ライオカノル。<番犬デュークの主>モードラン。新王ノガレック。ネスカル。氷職人エルモン。

<フランクリン>。<チャーリー・チャン>。<リシュリュー>。<エム>。

コストー・サーヴィク。プリネム・クラウス。レラディル・ジンドリス。パロメク・ジンドリス。神経解読学者マログ・ケルム。
ペザミン・グリール。マーデュク・アリフレンツ。神経人工装置課スリナム・クイーズト博士。治安諜報部門主任/チュイル・ガーマ。アンブリク。インドリゴン。レカーシャ。《ジニアス5》。
オセニタン。クリーシュ。メアド。ドーン。グーロウ。ロボコンの管理者カラジン。マーク。

<キュリロス>。<フォード>。

【用語】
シラサギ号。自己複製学習システム。ホロ電子頭脳。大英帝国/ブレート・ブリテン、連合王国/ユナイテッド・キングダム、英国諸島/ブリティッシュ・アイルズ。賢い存在/サピエンス・ビーイング。
ES3/第三実験ステーション。余剰DNA。アステリア。アステリアン。

ユーチャル。村長/ヘッドロブ。<真のライフメーカー信仰>。<真の信仰/トルー・フェイス>。<贖罪の復讐者/レディーミング・アヴェンジャーズ>。
<大いなる組立者/グレート・アセンブラー>。機会犬/メカニン。女性/ウーロブ。カーテンウァール。

ボリジャン。飾り膜/エポレット。惑星タール。母星コヴ。大陸エルーティア、マゲリア、ゼルス。ホディティア。都市ピガル。共謀体/コニヴァンス、レプリマティコン。プロジェクト380。ヴィーチ。トイメイト。
高速宇宙船/ダートライナー。七海岸同盟/セブン・コースツ・リーグ。ヨーディスランド。ホログラム符号機。比較神経解剖学。襟元通話機/ラベルフォン。ブーメラン。ファーワールド・マニファクチュアリング。
遠隔映像表示装置/テレプレゼンス・フックアップ。植民船。恒星間植民計画。ASH/ホディティア天文学協会/アストロノミカル・ソサエティ。エルギロイト。
UR/ユニヴァーサル・ロボコン。恒星物理学。ファーワールド・タワー。世代宇宙船計画、暗号名<脱出/ブレークアウト>。監督処理装置/スーパーヴァイジング・プロセッサ。高速艇/ダートライナー。

【台詞】
「二十歳までに科学者に育てる最良の方法は、十歳のとき魔法を教えておくことかもしれない」(P418)
「人工の創造物が自然に進化したシステムを超えることはありえない」(P449)

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■ジェイムズ・P・ホーガン/造物主の掟
男爵・よみメモ | 2008/07/07 00:11
生きるものは宿命と共に この世へと生まれるけれど──
薔薇の掟
再読。ロボット生命体に満ちた惑星が出来上がっていくプロセスを、必要以上にみっちりと描かれたプロローグが最初からクライマックスだぜ!

愚かな人間たちの争いにロボット生命体が巻き込まれるという“逆トランスフォーマー”なパターンは、映画「ニューヨーク東8番街の奇跡」や、最近では「アイドルマスターXENOGLOSSIA」などに見て取れる。SFで心霊術師が活躍するというのもあまり聞いたことの無い話。まったく関係無いが、シャイニング・フォースIIIにペンドルフっていたよね。

【作品】造物主(ライフメーカー)の掟
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1983
【発行】創元SF文庫

【人物】
心霊術師カール・ザンペンドルフ。オットー・アバカーン。マネージャー、ドルー・ウェスト。広報クラリッサ・アイドスタット。秘書セルマ。ボディーガード、ジョー・フェルバーグ。GSEC理事ベインズ・ヘンドリッジ。NBCマリオン・キアスン。副支配人グレイヴス。オズモンド・ペリエラ博士。NASOのPSP主任ウォルター・コンロン。NASO北米地区広報担当部長アラン・ブラディ。ジェリー、認知心理学者ジェロルド・マッシー。助手ヴァーノン・プライス。グローバル通信ネットワーク社・製作担当重役パトリック・ホイッテイカー。司会者エド・ジャクスン。派遣団団長ダニエル・レアニー。シャルル・ジロー。キャスパー・ラング。バートン・ラメルスン。ペネロープ・ラメルスン。ジェレミー。グレゴリー・バール。進化生物学者グレアム・スピアマン。心理学者マルコム・ウェイド。地質学者スーザン・クルーター。デイヴ・クルックス。着陸船の船長アンディ・シュワルツ。副操縦士クランシー・ベイカー。機関士マイク・グラウテェン。通信士ハンク・フレイザー。言語変換機捜査係シャロン・ビーティ。言語学者コンラッド・セルツマン。レオン・キーホウ。国務省ジュリアス・コーシェ。大統領補佐官ケルヴィン・ホエイリー。GSEC幹部リチャード・スネル。遺伝工学顧問ジョン・ウェブスター。マイケル・オフリン軍曹。司令官ヴァンツ将軍。ラリイ・キャンベル。NASO理事長サミュエル・デュレイニー。
<禁断の設問者>サーグ。<お告げの聴聞者>グルーアク。<地図製作者>ロフバイエル。ロフバイエルの息子モラヤク。カーソジア領主クライパー。<奴隷解放者><秩序破壊の謀反人>ドーンヴァルド。補佐役ゲイナー。フェニーグ。王室親衛隊長ホラツォルジオ。検察官リカショバ。<千の目を持つスパイ>スケリリエイン。大僧官フレネレク。助祭長ジャスキリオン。法務官ヴォーモゼル。クロアキシア王エスケンロデム。主席顧問モーモレル。技術顧問ペリミアデス。イェンブレヤン将軍。サラカー二等兵。バーゴロド軍曹。ケレスペイン。ストレイフォッシュ将軍。預言者エジンビアル。獄長ヴォーモゼル。村長ゴイデルーク。祈祷師兼請願者カスケディン。穿孔機調教師ミーアキュラ。
<ガリレオ>。<ランスロット卿>。<アーサー>。<ジュームス・ボンド>。<ネルソン卿>。<レオナルド>。<モーセ>。<アブラハム>。

【用語】
<探索船/サーチャー>。ゼウスIV。GSEC/ゼネラル・スペース・エンタープライジズ・コーポレーション/総合宇宙計画公社。NASO/ノース・アトランティック・スペース・オーガニゼーション/北大西洋宇宙機構。PSP/惑星探査計画部。ニュー・ゴスペル・サイエンティフィック・ソリダティ/新福音科学連帯。星気界/アストラル・プレーン。<子午線の湾/シリス・メリディアニ>。<太陽の湖/ソリス・ラクス>。集団定型反応/ポピュレーション・ステレオタイプ。力積/インパルス。比推力。UCLA。熱核反応物理学。GCN/グローバル通信ネットワーク社。ドーファン号。煙霧質/エアロゾル。タロイド。VLF/超低周波。EHF/極超短波。<ジェノバ>。<パドヴァ>。タイタン作戦。言語変換機/トランスモグリファイアー。精神力学的交感共鳴/サイコダイナミック・シンパセティック・レゾナンス。ホーネット級小型輸送機。
クロアキシア王国、首都パーガソス。<聖なる書>。視覚基盤/イメージング・マトリックス。機械人類/ロビーイング。辺縁障壁/ペリフェラル・バリアー。大メラカサイン荒野。<大還元炉>。カーゾジア国、首都メナシム。満陽季/フルブライト。半陽季/ハーフブライト。六陽期/シックスブライト。馬/スティード。クサークセオンの村。剣刃裁断機/サーベルカッター。<ドラゴンの王>。天空人類/スカイビーイング。ワスコリア人。<ロビア>。<ルミア>。<光輝人/ルミアン>。光暈/ハーロー。<教化者/エントライナー>。<改名者>。ゴーノッド。

【台詞】
「科学者をだますのはいちばん簡単さ」(P29)
「大衆は自分たちが有能な手の中にゆだねられていると信じたいわけですね」「事実は重要じゃない。題字なのは確信なんだ」(P377)
「今回の興行では、残念ながら実地のリハーサルができないから、次善の策を講じなければならん──頭の中で、何度でもやってみるんだ」(P494)

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■ジェイムズ・P・ホーガン/断絶への航海
男爵・よみメモ | 2008/06/26 23:55
迷いと戸惑いが渦巻いて 新たな自分発見こんにちは!
断絶への夢航海路

【作品】断絶への航海/Voyage from Yesteryear
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1982
【発行】ハヤカワ文庫SF

地球の半分を壊滅させた第三次世界大戦の傷もようやく癒えた2040年、アルファ・ケンタウリから通信が入った──大戦直前に出発した移民船<クヮン・イン>が植民に適した惑星を発見、豊富な資源を利用して理想郷の建設を開始したというのだ。この朗報をうけて<メイフラワー二世>号が建造され、新天地を求める人々を乗せて惑星ケイロンめざし旅立った。だが、20年の長旅の果てに一行を待ちうけていたのは、地球とはあまりにも異質なケイロン人社会だった! 現代ハードSFの旗手ホーガンが該博な科学知識をベースに描いた壮大なスペース・ドラマ!(裏表紙カバーより)



再読。政治家連中とか軍上層部とかマダムたちとか、D中隊とかファロウズ一家とか学者とか、大量の人間が出てくるのがたいそうつらいところだが、人間たちの考え方に圧倒的なリアリティを感じる。こういういかにもいそうな人間たちが、ケイロン人に様々な形で向き合っていくのが見所。訳者あとがきも充実しているぞ。


【人物】
ヘンリー・B・コングリーブ。D中隊二等軍曹スティーヴ・コールマン。トニイ・ドリスコル。スワイリー伍長。第二小隊ブレット・ハンロン軍曹。第三小隊レーザー手スタニスラウ。カースン。シロッコ大尉。電子情報将校ソープ少佐。ウェッサーマン大佐。バーナード・ファロウズ。ジェイ・ファロウズ。メアリー。ジーン。ハワード・カレンズ。セリア・カレンズ。ケイロン遠征軍最高司令官ヨハネス・ボルフタイン将軍。ガーフィールド・ウェルズリー。マーク・スレッサー提督。副長官マシュー・スターム。
技術局次長補レイトン・メリック。物理学者ジェリー・パーナック。イヴ・ヴェリッティ。フルマイア判事。ポール・レチェット議員。ホレース。クリフ・ウォルターズ仕官。外務局次長エイメリー・ファーンヒル。商業経済政策局長マーシャ・クォーリー。B中隊パダウスキー軍曹。B中隊ウィルスン伍長。レムリー一等兵。ポートニイ将軍。
クレム。カーラ。ハーマン。フランシーヌ。ボリス。クロムウェル。エイミー。ウェリントン。シャーリイ。サイ。ヴェロニカ。ケイシー。ジーヴズ。チャン。ラスタス。マーフィ。キャス。フーヴァー。アダム。ラーチ。レオン。ボビイ。スージー。クレイフォード副総督。クレイフォード夫人。ナヌーク。ユアニタ。フランク・ホスキンズ。アニタ。ヴァン・ネス。ラミッソン。デイヴィス一等兵。カズミエラ・ストームベル将軍。アームリイ軍曹。マロイ。ジャーヴィス。ショウレツ。オットー。

【用語】
NASDO/北米宇宙開発機構。SP3<クヮン・イン>。宇宙の避難所計画/スターヘイヴン・プロジェクト。D中隊。<メイフラワー二世>。グランドキャニオン・モジュール。戦闘モジュール。メリーランド・モジュール。ボルティモア・モジュール。
ケイロン。ポロス。ネソス。エウリュティオン。ロムレス。レムス。テラノヴァ大陸。セレーネ大陸。アルテミア大陸。炎物理学(P68)。コルドヴァ村。ダスクレンド。バリアー山脈。ポート・ノルディ。モンキャッツ。幹部会/ディレクトレイト。衆議院/フロア・オブ・リプレゼンタティヴス。<ふたつの月>。磁気浮揚車/マグレヴ・カー。カナヴェラル市。一般警報/ゼネラル・アラート。総員大混乱/ゼネラル・ファウルアップ。大縛誕/ビッグ・バン。ケイロン物理学(P308~)。フェニックス。

【台詞】
「なぜだか考えてみましたか?」「ううん、まだ」「ただ質問するのではなく、まずそれを考えてみなければいけません。でないと、しまいには、自分が信用できなくなって、ほかの人に考えてもらわなければならなくなります」「わあ……そんなのいやだ」(P139)
「人間の心は無限の資源だって言ったけど、でもそれは無駄使いしないとしての話だ。これ、面白いパラドックスだと思いませんか?」(P186)
「なるほどね、そうか、やっとわかりましたよ。彼らがやっているのは、こっちも気づいていない頭の中の思考を引き出すことなんだな」「子供の教育は、それだけで十分なのよ」(P249)

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■ジェイムズ・P・ホーガン/未来からのホットライン
男爵・よみメモ | 2006/07/12 23:59
ふたりだけーの糸電話~。
邦題つけるのってむずかし!
一風かわったタイムパラドックスもの。
わたくし空間的にも方向音痴だが、時間的にも方向音痴なので、ちょっとついていけない。…もう一度読み返すか…。

【作品】未来からのホットライン/THRICE UPON A TIME
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1980
【発行】創元SF文庫

【人名】
マードック・ロス。リー・ウォーカー。チャールズ・ロス。テッド・カートランド。エリザベス・ミューア。マックスウェル。

【用語】
クォーゾン。直列宇宙モデル。並列宇宙モデル。再構成モデル。EFC/ヨーロッパ核融合協会。バーグヘッド重イオン施設。センチュリオン。

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■ジェイムズ・P・ホーガン/未来の二つの顔
男爵・よみメモ | 2006/06/24 23:59
フェイス・オープン!
だいまじんー。
人工知能もの。ロボット作品における分野のひとつである。

未知の事象について、これでもかというくらい慎重な準備に、非常に好感が持てます。後半のアクションシーンは、イマイチ。

【作品】未来の二つの顔/The Two Faces of Tomorrow
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1979
【発行】創元SF文庫

【人名】
レイモンド・E・ダイアー。クリス・スティートン。ロン・ストークス。キム/キンバリー・シンクレア。ローラ・フェニング。
マーク・リンゼイ。メルヴィン・クランツ。マット・ソリンスキー。

【用語】
HESPER、Heuristic Self-Programming Extendable Routine/ヒューリスティック自己プログラミング拡張ルーティン(P68)。FISE、Fictional Integration using Simulated Environment/シミュレートされた環境による機能統合(P64)。タイタン/遠隔操作と情報取得の全統合ネットワーク。スパルタクス。
IQ移植。P2Q計画(P142)。
ISA/国際宇宙局、CIM/通信情報管理局。CIT。CUNY。
イカルスC。ヤヌス。南港。抽出施設/ピッツバーグ。生産施設/デトロイト。北港。ダウンタウン、パリ、サニーサイド、ぶどう郷、ベルリン、ロッキー谷。(地図P185)
グレムリン砲。ドローン。データストリップ。オメガ。
緊急事態“オレンジ”。緊急事態“レッド”。ヘイスタック作戦、カウンターストライク作戦、スレッジハンマー作戦。

【台詞】われわれは、予期せぬ事態に対して十分すぎるほどの準備をし、いかなることが起ころうとも必ず最終ラウンドに勝つことを確信して、未来と対決するのである。(P235)

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■ジェイムズ・P・ホーガン/創世記機械
男爵・よみメモ | 2006/06/14 01:09
この星の新たなる創聖のために!!

けっこういいかも。

再読。権力や軍事力を、知力で完膚なきまでにねじ伏せる、男爵好みのお話。

【作品】創世記機械/The Genesis Machine
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1977
【発行】創元SF文庫


『星を継ぐもの(1977)』と『ガニメデの優しい巨人(1978)』との間に発表された作品。

『星を継ぐもの』は、「五万年前に死んだ宇宙服を着た人間が月面で発見される」という、インパクトのある導入部ではじまる。しかし、『創世記機械』の導入部では、六次元直交座標空間複合体、通称「K空間」とよばれる理論が延々と展開される。…イイネ!

とっても不安定な世界情勢の、2005~2007年が舞台。

【人名】カール・メーサンガー、ドイツの理論物理学者。ブラッドリー・クリフォード。サラ・クリフォード。オーブ/オーブリー・フィリップス。ハインリッヒ・ツィンメルマン。アル・モレリ。合衆国大統領、アレクサンダー・ジョージ・シャーマン。J爆弾。フィリップス駆動。
【用語】六次元直交座標空間複合体(eine sechsrechtwinkelkoordinatenraumkomplex)/K空間。ACRE/高所通信研究所。BIAC/生体相互作用コンピューター。

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■ジェイムズ・P・ホーガン/巨人たちの星
男爵・よみメモ | 2006/04/20 00:19
お・も・い~こんだァら、試練のみーちぃを~~~

巨人たちの星
【作品】巨人たちの星/GIANT'S STAR
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1981
【発行】創元SF文庫

「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続く、3部作の三冊目。

登場人物追加されすぎとか、いきなり増えるアクションシーンとか、なんでもかんでも○○○○○のせいとか、気に食わない点は多い。

やっぱりヴィザーがイカスぜ。

なお、3部作と書いたが、1991年に発表された「内なる宇宙」という4作目が存在する。…実は持ってるが未読。
というか、この4作目を読むために3部作を見直したわけだが。


■登場人物(追加分)
ノーマン・ペイシー
カレン・ヘラー
ミコライ・ソブロスキン
ニールス・スヴェレンセン
ヴェリコフ
プライアム・カラザー
フレヌア・ショウム
ポーシック・イージアン
ヴィザー
イマレス・ブローヒリオ
ガーウェン・エストードゥ
ワイロット
ジェヴェックス

■単語集(追加分)
ジャイスター
ヴラニクス
テューリアン
パーセプトロン
h-リンク
h-グリッド
ジェヴレン
アッタン
カドリフレクサー

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■ジェイムズ・P・ホーガン/ガニメデの優しい巨人
男爵・よみメモ | 2006/04/19 01:03
ヤック・デカルチャ!
ガニメデの優しい巨人
「星を継ぐもの」の続編。

【作品】ガニメデの優しい巨人/THE GENTLE GIANTS OF GANYMEDE
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1978
【発行】創元推理文庫

「星を継ぐもの」の後半に登場した巨人、ガニメアンを中心に、ふたたび謎が謎を呼ぶ。

……そのガニメアンだが…、「巨人」ということで、ついついゼントラーディのビジュアルをイメージして読んでしまう…。活字からの想像力が貧困というか…、アニメの影響が大きいのか…、まあ、両方だな。


■登場人物(追加分)
ガルース
シローヒン
ジャシレーン
モンチャー
ゾラック

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■ジェイムズ・P・ホーガン/星を継ぐもの
男爵・よみメモ | 2006/04/18 01:23
…スパイラルナイフは出てこない。

星を継ぐもの
前回から、ずいぶん間があいてしまったが…。とある3部作を読み返していたのだよ。

まずは一作目。

【作品】星を継ぐもの/INHERIT THE STARS
【著者】ジェイムズ・P・ホーガン/James Patrick Hogan
【発表】1977
【発行】創元推理文庫

時に2027年。物語は、奇妙な死体が月面で発見されたことから始まる。宇宙服に身を包んだその人間は、5万年前に死んでいたのだ。…うむ、導入部としては申し分ない。

数々の証拠から、解かれていく謎。そしてあらたな謎。登場人物(ハントやダンチェッカー)の論理展開が、私の頭脳によくなじむッ!

……「ガニメデの優しい巨人」につづく。

後でどんな作品だったか思い出せるように、人物と単語の一覧をメモっておこう。

■登場人物
チャーリー
コリエル
ヴィクター・ハント
クリスチャン・ダンチェッカー
グレッグ・コールドウェル
リン・ガーランド

■単語集
UNSA(国連宇宙軍)
グループL
ルナリナン
ミネルヴァ
セリオス人
ランビア人
ジュピターIV
ジュピターV
ガニメアン


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