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■日日日/アンダカの怪造学III デンジャラス・アイ
男爵・よみメモ | 2009/02/14 22:13
第一部完となる3さつめ。ここでは、伊依の過去が、怪造学を志すようになったきっかけが語られる。

そのキーパーソンとなる仇祭遊をはじめとして、園日暮や然慈堂といった教師たち、そして怪造学会総長が登場し、役者がひととおりでそろう。怪造学界には変人しかいません。そしてこれからのストーリーにおいて最重要な存在「ヴェクサシオン」がその姿をあらわす。(ごく個人的に、ヴェクサシオンは狂乱家族でいうと平塚雷蝶っぽい位置な気がする)

なお、カービィちゃんがつぶやいていた「涼女ちゃん」の登場は6巻までおあずけとなる。さらに、名前だけあがった無城美国博士、虚島慈樹博士は後々ストーリーにからんでくるぞ。

それにしても舞さんはいつも楽しそうだ! そして前からちょろちょろでてきた爆川嫌凪の活躍が、久渡貴乃子のくどい会話がたまらない。この作品は変人ばかりだが、とくに女性陣のキャラクターが濃すぎるぞ。負けるなぼくらの蟻馬先生!!

日日日/アンダカの怪造学 III デンジャラス・アイ【題名】アンダカの怪造学III デンジャラス・アイ
【著者】日日日/AKIRA
【挿絵】エナミカツミ
【発表】2006.05
【発行】角川スニーカー文庫



【人物】仇祭遊/あだまつり・ゆう。仇祭孤独。寂憐院秘依。ハー姉ちゃん。園日暮安寿。然慈堂喜塊。山田魔夜。ジェニファーちゃん。無城美国博士。虚島慈樹博士。鬱宮。激流院潮静。涼女ちゃん。

【用語】鵬山。葛古墳。亜玉怪造高等学校。《螺旋瞳/アイマイアイ》。教師潰し。教室潰し。《監獄/PRISON》。“粘土細工”。怪造生物探知機/モンチ。虚界生命起源説。連鎖怪消/MSP。封印。

【怪造生物】《柊の精/フクワライ》。《膨らしっ娘/ベーキング☆パウエル》。《断末魔の女神/ヒステリック・ハニー》。《血色の宝獣/カルブンクルス》。《独占欲/ヨンバオ》。《血色の独占/カルブニヨンバオ》。《卵姫/アイ・ドール》。《食命花/カンタレラ》。

【台詞】
「詭弁でごまかそうとしても無駄だ! 私は頭が悪い!」(P26)
「僕は、ここで死ぬわけにはいかない。だってまだ世界を救っていないもの。僕の目的はまだ達成できていないもの」(P54)
「いえ。いいえ! 大丈夫です。大丈夫です、主よ! あたくしはめげてなんかいません。くじけてなんかいません。目から流れているのも汗ですじょ? うふ。うふふふふ」(P164)
「みんな――友達になれば、伊依ちゃんはもう泣かなくてもいいのにね」(P210)
「先に起きたほうが、眠っているほうを起こす約束だったよねぇ? なんとか起こそうとしてみたけど――さぁて、起きられるかねぇ、あんたは」(P230)
「……あちきは、どうするべきなのかしら。この騒動の犯人をぶちのめすべき? それとも何もしないほうがいい? どうすれば、いちばん何も失わない未来に――」(P312)
「正義の味方は、いかなるときも華麗に! 派手に! 戦うべきなのだ! 具体的には機能性を無視した巨大な銃とか剣とか、光線とかで!!」(P340)
「殺傷力の高い武器の使用は不許可! 生徒に当たって死なせちまったら俺も責任とって死ぬからなぁ! てめぇら、俺が好きなら気をつけろよぉー!」(P360)
「覚えていてねっ。ぼくはヴェクサシオン。魔王の最高の味方にして、最悪の敵さっ。じゃ――まったねぇ!」(P426)


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