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■フレドリック・ブラウン/天の光はすべて星
男爵・よみメモ | 2008/09/12 23:57
巡る銀河のその果ての、青く輝く小さな星の、小さな男の大きな話。語りつくせば日がまた昇る。

1997年、人類は星々に対する情熱を失い、宇宙開発計画は長い中断の時期に入っていた。星にとり憑かれた57歳のもと宇宙飛行士マックス・アンドルーズは、そんな世界で無為の日々を過ごしていた。しかし、木星探査計画を公約に立候補した女性上院議員候補の存在を知ったとき、彼の人生の歯車は再び動き始める。もう一度、宇宙へ――老境に差しかかりつつも夢のために奮闘する男を、奇才ブラウンが情感豊かに描く古典的名作

(カバー裏 あらすじより)


55年も前に書かれたとは思えないほど読みやすいが、新訳か? フレドリック・ブラウンの作品は、どこかのアンソロジーに収録されたのを読んだだけのはずだが、もっと読みたくなった。

もはや言うまでもなく「天元突破グレンラガン」の最終話サブタイトルは、この作品から引用されている。そしてそれゆえに入手困難になり、またそれゆえに復刊までされた。結果オーライ。

これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。
【題名】天の光はすべて星/THE LIGHTS IN THE SKY ARE STARS
【著者】フレドリック・ブラウン/Fredric Brown
【発表】1953
【発行】ハヤカワ文庫SF
【備考】巻末エッセイ:中島かずき

【人物】マックス・アンドルーズ。ビル。マーリーン。イースター。ビリー。技術部長ロリイ・バースティーダー。ベス・バースティーダー。エレン・ギャラハー。ドワイト・レイトン。リチャード・シアラー。ジャンセン大統領。ブラッドリー博士。クロッカーマン。チャン・エムバッシ。チャン・ウォ・シン。ウィリアム・J・ホイットロー。グランドルマン。バイスザッハ博士。ドクター・フェル。チャーリー・クリーガー。

【用語】“星屑”。ジャイロ安定装置。マイクロパイル/(極小型原子炉)。超高熱冶金学。統一場理論。イーグル/EGL、イグゾースト・ギャス・リキッド。イオン・エンジン。Gステーション。

【台詞】「今から十万年後のわたしたちの子孫から見たら、わたしたちは今わたしたちの目から見たネアンデルタール人みたいなものさ。十万年後の子孫が何をして、何になるか、どれだけ奇抜な想像をしても絶対に想像しきれないはずだ」(P308)

▼参考記事
グレン団活動報告「ドリル銀河に男の魂ッ!」: 「天の光はすべて星」復刊されますよ!

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