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■男爵のアニメ人生におけるゼーガペインの重要性
男爵・アニメモ | 2010/09/09 23:33
 ゼーガペイン ビジュアルファンブック
 実を言えば。ゼーガペインという作品それ単体での評価となると、私の中では最高!ってほどではない。2000年代全体でベスト20に入るかどうかくらい、というところだ。

 だが、後々の男爵のアニメ人生における影響を考えると、その重要さたるや計り知れないものがある。

■仮想世界もの
 ヴァーチャル世界を扱った作品は、山のようにある。異世界モノのバリエーションとして、デジタルの世界に入り込む程度の話ならいくらでもあるだろう。
 その中で私にとって重要なチェックポイントとなったのは、夕方アニメにしてはハードSFすぎる『恐竜惑星』『ジーンダイバー』、社会との密着スタイルを極めた『ロックマンエグゼ』、そしてこの『ゼーガペイン』での大いなる痛みを経て、たどり着いたその先こそが『電脳コイル』なのである。
 そういう下地なしに『電脳コイル』にあれほどまでにハマり込めたかというと、はなはだ疑問なのである。

■記憶喪失もの
 これまた大なり小なりの症状はあるが、よくあるパターンだ。よくありすぎて、ただ「記憶喪失になりましたー」程度では、全然グッとこないところまで麻痺しているほどに。
 だが「記憶」がどれだけ大切なものか、近年のいくつかのアニメによってよみがえってきた。
 全ての過去を失くした街が舞台の『THEビッグオー』、記憶を捨て思い出の為に戦う『ガンスリンガー・ガール』、そして、忘れる痛み、忘れられる痛みがどういうものか再認識させてくれた『ゼーガペイン』。
 それらの積み重ねがあったからこそ、私が『ef - a tale of memories.』にあそこまで「素直に」感動できたのは間違いない。

■復元されし者
 ゼーガペイン放映当時「確かに棒だが、あれは良い棒だ」と言われたヒロインがいた。そのどこか拙いとも感じる喋り方に「ごく普通の女の子キャラなんだ」という印象を植えつけられ思い込まされた。それが一転あんなことになったものだから、完全にシテヤラレタおのれ孔明!と思ったものだ。2006年最大の衝撃のシーンであり、最も印象深いキャラクターとなった。
 時は流れて。翌年放送されたスケッチブックというアニメがある。今でこそ2007年最高のアニメと断言できるが、最初の印象こそたいしたことはなく、普通なら見続けることもなかったかもしれない。なのに見続けたのは、この作品全体を支配するほどのんびりした主人公の独白に、なにか気になる所を感じたからだったのだろう。次第にその声の虜となっていったわけだが、演じる声優の名を認識したのは、スケッチブック最終回EDと狂乱家族日記のエンディングに同じ名前があることに気づいた、2008年春のことである。
 それがもちろん、花澤香菜である。
 その時点ですでに印象深い名前になったのだが、直後のブルーレイ化計画のときにゼーガペインのキャストにその名を見つけたときの、私の驚きたるや! その瞬間に気になる声優ランキングの最上位に名を連ねることになるのだが、それはさておき。ゼーガペインを見ていなければ、スケッチブックを観続けていなかったかもしれない。

 こう考えると、感謝しても感謝しきれない。なぜならば2007年後半は完全に「電脳コイル」「efメモ」「スケッチブック」に支配されていたほどだったからだ。

「早く生まれておいで!
 世界はヒカリでいっぱいだよ!」(26話より)



 そう、それまで限られたジャンルのアニメしか見なかった私に、ゼーガペインが与えてくれたのは新しい世界への扉だったのだ。


 ……これくらい好きなんだから、ブルーレイ買ってもよかろーもん!?!

タグ:ゼーガペイン 電脳コイル ef スケッチブック | コメント(1) | Trackback(0) | pagetop↑

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コメント
さらに、LAST EXILEを見て
棒っぷりを再認識してくだされw
黒の契約者とサマーウォーズとゼーガペイン、
もってるけど見れないブルーレイ…
mu * URL [編集]2010/09/10 00:39
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