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■人工知能は衰退しました。 とか
男爵・アニメモ | 2012/10/17 01:34


■参考:画像処理等でサイコロの個数の算出に挑むプログラムコンテストで「人力で数えた」宇部高専が優勝(※上位6チーム中4チームが人力で数えてた) : 市況かぶ全力2階建



この話、ロボットで例えてみましょう。


――その昔、実用に足る人工知能を作れなかった日本のとあるロボット工学者は、ロボットの頭脳のかわりに人間の少年を使うことを思いつきました。

あ、人間の脳を摘出して使うという古典的なSFにありそうな手法は、技術的にも倫理的にも難しいです(とくに前者が)ので、人体をそのまま収納できるようにロボットのサイズは巨大化しました。

いわゆる「スーパーロボット」の誕生です。

これがやってみると存外に有用な手法だったので、その後もこのタイプのロボットが山ほど作られ続けることになったそうです。

優れた人工知能を創り出すのは難しいですが、もとからある材料を流用したり改良したりするのは、日本の技術の得意とするところだったのです。(人間が一番怖いなんて言葉もありますが、)未知の人工知能よりはまだ人間のほうがまだ丸め込……扱いやすいということでしょうか。

なにより、人間なので代えがききます。使えなくなったら新しく探してくればいいのです。「神にも悪魔にもなれる」と破壊衝動や支配欲を刺激したり、若い娘と仲良くさせてたぶらかすなどの手法は、黎明期からよくつかわれています。ちょろいもんです。

ただ某下駄の博士のように、凄まじく高い操縦スペックを必要とするロボットをつくってしまった場合(設計に問題があります)では、適合者を探すのに苦労したようですがね(あ、これはコミック版の話です)。どの分野でも、理想を追求するのはたいへんなのです。

ていうかただの人間キャラでも性格設定たいへんなのに、架空の人工知能の思考とかちゃんと考えたいですか?面倒ですね。この手のテーマを追求すると、自分の存在意義に悩むロボットの話とか、自意識に目覚めたコンピュータとの意思の疎通とか、人とロボの恋愛とか、高度で難解な話になりがちです。せめて「ご主人様のために!」と働く単純なメイドロボくらいなら……何の話でしたっけ。

そんなこんなで、いまでは日本で「ロボットアニメ」といえばスーパーロボットがでてくるアニメのことだったりしますね。人工知能は衰退しました。














補記その1:
じゃあ、頭脳だけじゃなくて身体のほうも、というか人間そのものを材料にしてロボットをつくっちゃえばより現実的ですよね。人体を改造し、記憶を操作し思考に条件付け(いわゆる洗脳です)を行うことで、比較的容易に人間そっくりのロボットを作りだすことができます。
あー、イタリアのとある機関では運用された例があるそうです。……いろいろと問題も多かったようで、この手のタイプのロボットはあまり流行っては居ませんが、この時代では、最も実用的かつ現実的なロボットの製造法だったのかもしれませんね。




補記その2:
なお、ロボット工学と呼ばれるものの中でも、人工知能がどれだけ困難な難関(無駄に強調)であるかということについて、フランケンシュタイン・コンプレックスやロボット工学三原則まで挙げて前説するべきかもしれませんが、当然みなさん充分ご存知ですよね?という脅迫的誘導を用いて割愛します。面倒だからです。



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