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■カチューシャ殿の用兵に学ぶ兵法 とか
男爵・アニメモ | 2012/12/31 14:27
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10.5話の総集編、あらためてプラウダ戦におけるカチューシャ殿の用兵に感心させられた。戦術に精通した優秀な指揮官であることがわかる。

なお、西住殿の指揮官としての有能さに関しては、秋山殿が微に入り細に入り解説してくださったので、なんら疑念の余地はないとして割愛する。


■推奨BGM



■十面埋伏の計
 まずは、短期決戦で決着をつけようと突撃する大洗チームを、囮を利用して死地へと誘った伏兵戦術。
 とくに、倉亭の戦いでの曹操軍参謀・程昱による運用が有名である。おびきだされた袁紹軍に対し、夏侯惇、張遼、李典、楽進……と当時の曹操軍オールスターが率いる隊が次々と襲い掛かる三国志の名シーンがごとく、プラウダ側の戦車軍が次々と姿を現す……! 物量だけでなく精神的にも敵を追い詰め瓦解させる、容赦のない戦法だ。
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 西住殿の冷静な状況判断と、咄嗟の機転がなければ、この時点で完全に決着がついていてもおかしくなかった。なお戦闘前の、愛らしい肩車状態での挑発も、この誘き出しに一役買っている(西住隊長談)。


■兵法三十六計
 包囲を逃れ、からくも建造物へと立てこもることが出来た大洗チームに対して、即殲滅、ではなく「降伏勧告と3時間の猶予を与える」という手を打ったカチューシャ殿。

 この降伏勧告はバツグンのタイミングで、さすがの西住殿も降伏やむなしと最初は判断したほどである。大洗があの特殊な状況下でなければ、プラウダ側は損害軽微での完全勝利となったであろう。もはや勝負アリと、西住の母上殿が帰ろうとしたのも無理はない。


 敵が降伏しなかったとしても、この策には2つめの効果がある。緊張状態の弛緩による、戦意の喪失である。その間お昼寝モードに入る可愛らしい様子から、無謀と慢心にとりつかれ増長したどこぞの元ビーターの某スプリガン野郎と同じかとも見えるが、さにあらず。

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 「長期戦は大洗には不利」――戦闘開始時の西住殿の所見であったが、カチューシャ殿も同じ考えだったようだ。いわゆる兵法三十六計の第四計「逸を以て労を待つ」である。降伏を拒絶し決戦を決意したものの、三時間の間に大洗の士気は駄々下がりになる。(もちろん、プラウダ側は士気を保つことを怠っていない! ボルシチとか! コサックダンスとかで!)これまた西住殿の起死回生の一手がなければ、やぶれかぶれで特攻→玉砕エンドは目に見えていただろう。



■孫子の兵法
 さらにカチューシャ殿は3段構えの策を(お昼寝に入る前に)打っていたッ!

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 戦闘継続を決意した大洗チームは斥候を出し、プラウダ側の陣形・戦車配置の把握に成功するが、もちろんカチューシャ殿には折込ずみである。「完全包囲すると死に物狂いで戦うから、包囲網にはわざと薄いところをつくる」、もはや説明するまでも無いが、孫子兵法軍争篇の一節である。

 これを見破り裏を書いた西住殿ではあったものの、敵の包囲網の一番厚い所へ突撃する、という一か八かの一発逆転狙いのリスキーすぎる大博打に打って出るしかなかったのである。




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「次回は3ヶ月後だけど、こんなふうに妄想していれば関係ないよねっ!」




(――2012年12月26日23:47のmixi日記より)



■参考資料:[ガールズ&パンツァー 第4話]の大洗市街戦で、なぜ主人公チームが強かったのかが良く分かる解説動画。 - 本屋さん戒厳令



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