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■【20周年】赤ずきんチャチャ 第62話「スクープ!ピンクの秘密」(1995.04.07放送)
男爵・アニメモ | 2015/04/08 00:52
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「おもしれえな!セラヴィーの弟子のチャチャがセラヴィーに魔法を教えたら、チャチャがセラヴィーの先生になるわけだからセラヴィーはチャチャの……」
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 輪廻の蛇が姿をあらわした。伝統的なSF要素タイムパラドックスが、メルヘン世界の住人に容赦なく襲いかかるのであった。


「何をやっても天才的でオールマイティー・セラちゃんと呼ばれていますからね」
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 アニメ20話にて描かれた、ネズミキッドとの変装合戦の過去が思い出される。ネズミキッドのような挫折を、幼なじみであるどろしーちゃんが何度味わったことであろうか。


「僕はろくな教わりかたしなくても、きっとあっという間に優秀な魔法使いになってしまいます……これ以上どろしーちゃんに嫌われたくない」
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 魔法なしで世界一の魔法使いに挑む、という無謀な計画を提案するオールマイティーセラちゃん先生いわく、「あの魔法使いは相当アタマを気にしていました。そこにつけこむんですよ」。

 このときからすでに性格はこうだったようです。



「さあ私が作った新しい魔法薬を飲んでもらおう」「自分で試せばいいでしょ!」
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 前回からの伏線、そう「毛生え薬」である。

 アニメでは、「神経が細やかな男なのだよ私は」「それはハゲるタイプだわ」「あんたそのアタマで言っても説得力ないわよ!」などのセリフが追加されているが、基本的に原作どおりである。



「僕はただの通りすがりの世界一の美容師です」「わたしその助手!」
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 そう、これがただの通りすがりシリーズのはじまりであった。後のエリザベスに代わり、チャチャが助手をつとめているのが感慨深いものがある。

 これに対してピカポンこだわりのカツラトークも満載。「一発にバレたりせん上等なものなんだろうな」「私もずいぶんと試してみたのだが安物は」「もっと私にジャストフィットするステキなヅラはないのか」と、髪はともかくセリフは増量されている。

 その裏で「これって髪の毛に関する魔法ばっかり……!」と絶望するどろしーちゃん。自力での脱出を諦めないその姿勢が、どろしーちゃんのキャラクターをよくあらわしている。


「カツラはどうもいけませんや」「ハゲがあるなんて誰も気がつかないヘアスタイルにセットして差し上げましょう」
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「わたしゃー通りすがりの髪結い屋さんー♪」と、助手のハーモニカ演奏で歌いあげる大地丙太郎演出である。


ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」 第4楽章
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 いわゆる「歓喜の歌」である。この約1年後に、とあるアニメで使わることになるアレである。



こーしてこーしてこーですね!
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「いかん、こっちが技を見せるたびにどんどん不利になる!
 やつに真似できない魔法を使わねば! わたしにあってあやつにないもの……!」
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 「ピカポーン!!! 光のシャワーハゲ攻撃!!」あまりに完成された流れである。




「セラヴィーに魔法が使えて、私にできないはずないわ!」
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 このシーンからも分かる通り、どろしーも非凡なる才能を持っていることがうかがえるのだが。。。

 諸葛孔明と周公瑾、モーツァルトとサリエリ、カカロットとベジータ、そして霄太師と茶太保。決して追いつけぬ天才をライバルを持ってしまった者の苦悩なのである。



「このままいけば二人仲良くなれるかも! セラヴィー先生、花束花束♪」
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 こいつが戦犯である。


「そんな、愛しいどろしーちゃんと戦うなんて…」
「あんたの愛しいどろしーちゃんじゃなければ…」
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 売り言葉に買い言葉。2人の関係はここにいたって決定的な破局を迎えることになる。
 「さっきハゲ殿の魔法の本で覚えたのよ」などとさらっと言っているが、いきなりそれを使いこなす才も、自分でそれを試す胆力も、どろしーちゃんの魔法使いとしての資質を充分に表している。まあいわゆる、どろしーは10万人に一人の才能を持っていたが、セラヴィーは1000万人に一人の才能を持っていたというだけのこと、ってやつかもしれない。

 なお原作では、ピカポンからどろしーへと継がれたこれらの毛関係の魔法を大成させるものが後に現れる。誰あろう、しいねちゃんその人である。


今週のおたすけブーメラン
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 3人乗りタイムスリッパ。「いざというとき頼りになる」というのは伊達ではなかった。ていうかなんだこれ。

 なお、今年はあの1985年のアメリカ映画からちょうど30年である。

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